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上京物語を読んでの感想

ざっくりとしたあらすじは、ある男の一生をスピード感上げて書かれていたのですが、それは上京する息子に書いた父の小説でした。

でも、その小説は自分にとても当てはまる・・・というか、きっと読者のほとんどがあてはまることで、それはなぜかというと、上京したほとんどの人を参考に書かれていたから。

 

日々の生活に追われてやりたいことができなくて終わってしまった男の一生。

救いはそれが物語だったことと、自分はそのことをまだ若いうちに知ることができたこと。

それによってどうやって生きていけばそうならずに済むのかが、父の教えとして書かれています。

 

ああ、自分の今の状況も実は物語で、目が覚めたら若い頃からやり直せるんだとしたら・・・って考えてしまいました。

少し前までならこんな辛い人生を繰り返すなんてまっぴらごめんだと思っていたのに、今の知恵を授かってからの自分ならどのように生きることができるだろう・・・と考えてしまいます。

詳しい教えなどはネタバレになるので言いませんが、作者の方が言うにはたくさん本を読んで学べと言っています。

人間が投資できるものは時間で、時間をどのように使うのかにかかれているのですが、労働をするということは時間を消費していることなので、投資とは言えず、時間を投資するためには頭と精神を鍛えることだと言うので、読書で頭と精神を鍛えるのは時間を投資していることと言えます。

違う本だと、インプットばかりしても意味がないから行動しろとよく目にします。

何が本当なのかわからなくなりますが、若いうちにもっともっと時間があれば学ぶことに使えばよかったと思います。

お酒飲んで遊んだりとか・・・そんな時間も必要だと思いますが、その時間を少なくしてその分を読書に使って勉強し、そうして学んだことを行動する。

もっともっと自分磨きをすべきだったなって本当に思います。

若い人はぜひ読んでみてください。

今はAmazonプレミアム会員なら、Kindleで無料で読むことができますので。

 

じゃ、自分みたいに年齢を重ねた人は?と言えば、どうなんでしょうね?

やはり学ぶことを辞めたら駄目だと思いますし、やはり行動も必要なのだと思います。

周りの目を気にせず、若い人と同じように何かにチャレンジをする。

そうしないとせっかく頂いたこの生を無駄に終わらせてしまいます。

自分は何のために生きているのだろう・・・と疑問に思わなくなるくらいに、人生をかけて何かにチャレンジしたいですね!