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結論から言うと、とっても素晴らしい本でした。
筆者は４０代ですが、２０代の時にこの本に出合っています。
その頃も中村天風さんの本をいくつか読んだのに、なぜか拒否反応のせいかのか頭に全く残っていなくて、感銘を受けた記憶もなかったです。
そもそも分厚い本なのできちんと読んでもいなかったように思います。
値段が高いのも胡散臭いと思ってしまった要因だと思います。
ですが、それからも色んな人の本をたくさん読んできて、それなりに自分の中に人生訓というものが出来上がってきた段階で、もう一度読み直してみたくなりました。
そうして気づいたのは、この本には本質がたくさん詰まっているということです。
これができれば憂鬱で死にたくなるような人生が、自分の力で幸せに生きられると思います。
そうなるためには日々の努力が必要になると思います。
そもそも子供の頃から否定的な見解を潜在意識にまで浸透させられてきた人たちには、この価値観を変えることは難しいように思います。
この本を一度読んでみて、本心から感銘を受けたけれど、すぐに何かが変わることもないし、もう一度読み直してみて、そうだったと忘れていた個所もあります。
ですから潜在意識を書き換えられるくらいに何度も何度も読み直してみたいのに、値段が高すぎて図書館で借りるしかできないので、また他の書物を読み終えた後に再度この本を借りようと思っています。
お金に余裕ができたら、買ってみたい一冊であります。
読者の中には、「じゃ試しに図書館で借りて読んでみよう」と思う人もいると思いますが、その時にどう感じるかはその人次第だと思います。
自分の場合は２０年前と今とでは受け入れ方が全く違いましたから、すぐに感銘を受ける人もいるだろうし、そうならない人もいると思います。
そういう人でも、また時間が経って再度読み直してみるのも良いのかなと思います。
それくらいの良書だということだけは伝わればいいなと思います。
