記録的な負け数で連日悲惨な状況にある阪神タイガース。
みんな言いたいことはたくさんあるでしょう。
コメントの中には全然違うでしょ?
と思うものもあり、だからと言って自分の考えが正しいとも限らない。
ただ、思っていることを頭の中だけで反芻するのもしんどいので、ここで吐き出してすっきりしようと思いました。
ですから、意見が違う人もいると思いますし、根本的に間違えているかもしれません。
そこは「ふ~ん」ってくらいに読み飛ばしてもらえたらと思います。
敗因1 守備を軽視
今年に始まったことではないですが、金本監督の時代から守備位置をあれこれと移動させて、連係ミスなどもあり、プロレベルではなくなったのが阪神が負けている原因だと思われます。
あと、一本が出ていればとはよく言われるけれど、結局その試合で負けた原因は守備力だったと感じることが多々ありました。
やらないといけないのはセンターラインの固定。
自分はアライバの二遊間が理想的だと思っています。
中日のセカンド荒木、ショート井端はどちらも守備はうまいですが、二人そろうとさらにすごくて、ヒット性の当たりをよく抑えられていました。
お互いが長く一緒にプレーしているから連携が見事で、無駄が一切なかった。
今の阪神はダブルプレーが取れるのに取れないといった記録に残らないエラーがある。
これは投手からするとしんどいですね。
ショートは中野だと思いますが、セカンドは誰にするのか、それをオープン戦で決めてシーズンが開幕したらずっと固定にすべきですね。
それを毎回しないからずっと守備が安定しない。
敗因2 投手継投
今年の初戦で大逆転負けをした時、ベンチ入りしている投手陣を見て、これは最下位ありえるなって呟いたのですが、本当にそうなりつつある。
正直、なぜ?ってことが多い。
藤浪の剛速球に対応しようとしている打線に、150キロくらいの速球を投げる右腕でコントロールは藤浪みたいにあれていなくて、真ん中近辺に集まる、しかも高めに。
そんな投手を出したら打ちやすく感じるでしょ?
というのは、今年だけでなくずっと思っています。
例えば、藤浪が5回5失点で敗戦投手って活字になると、藤浪が一方的に悪く見えますが、実際には2,3失点で抑えていて、降板後に二番手投手がランナーを返されたから藤浪の失点になってたことがよくありました。
継投をうまくできていれば藤浪はここまで苦しむこともなかったように思います。
誰の後には誰がいいとか、開幕は特別だからベテランでいくとか、そういう考えも必要だと思いますし、それができていれば違っていたのにと思うことがあります。(4月12日の継投もしかり)
ヤクルトみたいに投手陣がそろっていなくても投手継投で優勝できるくらいに強くなれるので、誰が決めているのかわかりませんが変えないといけないと思います。
敗因3 打順の考え方
矢野監督は最初に、理想は優勝時の星野阪神だと言っていました。
自分もそう思います。
あの年が阪神が一番得点力のあるチームでした。(しかも相手に上原や川上などのすごいエースがいたのに)
普通なら1番今岡はありえないと思われます。
なぜなら、今岡は足が遅くて内野安打が少ない。
当然、塁に出ても送りバントでセカンドにって戦法をとっても、1本のヒットで帰ってこれない時もあります。
だから1番は足の速い人が良い。
これは当然なのですが、1番はチャンスメーカーだけでなく、ポイントゲッターでもあります。
セリーグではDH制がないので、投手が打席に入ります。
投手の前にランナーがいれば送りバントでランナーを進めるのが一般的です。
それはノーアウトだけでなく、1アウトからでも送りバントをするので、1番バッターには勝負強いよく打つバッターが必要になります。
この点からもセリーグでは1番バッターは重要ですし、1番バッターの打点が60点を超えていれば得点力が跳ね上がります。
歴代阪神でいうと、今岡、マートンが1番バッターとして適していたのです。
今の阪神で言うと、最適ではなくても近本がそれに近いのかなと思うので、1番近本は決まりなんです。
じゃ、2番は?
ってなったら、よく中野を使っていますが、これは難しいところです。
去年の最初らへんなどは、近本が塁に出て走り、盗塁失敗になっても、また中野が塁に出て盗塁をする。
今度は成功したので結局は1アウト2塁なんて場面を作ることができていました。
これは積極的に行く矢野阪神のやり方があれば成功する打順でした。
今年はというと、負けが込んでたからなのか、近本が出てすぐに中野に送りバントをさせたり、違う日にはそのまま打たせてダブルプレーになったりと、積極性が出てないせいでちぐはぐな攻撃になっていました。
積極性がないならこの打順は違うのでは?
と自分は思うのです。
ぐだぐだといっても仕方がないので、星野阪神の考え方を参考にして、現有戦力でスタメンを考えてみました。
1番センター近本
2番キャッチャー梅野(坂本)
3番サード糸原
4番ライトサトテル
5番ファースト大山
6番レフトロハス
7番セカンド山本
8番ショート中野
簡単に説明すると、近本は3割打てるバッターで足も速いし、チャンスに強くはないけれど現状では仕方がない。
2番にはバントがうまく、なおかつ1番バッターが勝負を避けられた時に勝負強くないといけないので梅野。
3番は1番と同じく3割打てる打者が良い。なおかつダブルプレーになりにくい。その点でマルテにしていたのは本当に意味がわからない。糸原は今のところは調子を落としているけれど、ミート力はあるかなと・・・。セカンドで使えるほどの守備力はないのでサードで3割打ってくれるなら使うって感じです。
糸原の調子が上がらないならサードはサトテルになるし、そうなると3番はファースト大山になります。ここらへんを述べると長くなるから割愛。
5番の大山は今年の動きは例年よりもキレている気がします。
ちょっと肉体を絞ったのかな?と思ってみてるのですが、この調子なら3番でも5番でもいけそうです。
6番ロハスなのは、糸井は代打で置いておかないとチャンスの時に使える代打がいないからで、ロハスはどんどん慣れさせていけば夏ごろには覚醒する気がするから。
ロハスを代打で使っているとずっと中途半端で終わりそう。もっと経験を積ませなければ未来に期待できない。
7番は本当はセカンド小幡か木浪を育てたいのですが、現状では守備が崩壊しているので、今年に限っては安定感のある山本を起用すべき。それとも、今年は諦めて育成を優先するならそれもいいですけれど。
8番は足の速い中野。中野が塁にでてかき回す。盗塁をしてから送りバントで3塁まで進んで近本と対戦するのは、相手からするとすごく嫌です。
内野安打があるし、後逸できないから変化球を投げにくいし、ストレート系だけで抑えられる打者ではないし・・・。
という風に、星野阪神の時みたいに何番が誰ではなく、前後が誰なのかをもっと重視すべきだと考えます。
他にも原因はたくさんあるでしょうが、とりあえずはこの三点だけでも改善できれば現状みたいに負けが続くことはないと思います。
が、この考えもただの素人の意見なので、これが正解かもわかりません。
そうしても勝てないかもしれないし。
ただ、今のやり方で勝てていないことは事実なので、何かを変えないとと思っているなら参考にしてほしいなって思います。
絶対に誰もみてないと思いますけれど(笑)
ということで、長々と胸の内にある思いを吐き出せてすっきりとしました。
自己満足みたいなブログで申し訳ございませんでした(笑)