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粉瘤(アテローム)を切除した話。

もうずいぶん昔のこと・・・

 

首筋に虫刺されのような症状が現れた。

 

そのうちに治るだろうと放置していたんだけど、皮膚の表面はきれいに塞がったものの、その中では膿んでるような感覚があった。

 

今思えばその時に病院に行っておけば簡単に治療してもらえていたのかもしれないけど、なぜかそのまま放置していた。

 

すると、腫れたり痛んだりといった感覚はなくなり、そこにコブができたみたいになった。

 

何かぎこちないけれど、気にしなかったら良いだけと思っていた。

 

その数年後、同じように背中にもできものができた。

 

それは大きくて、首筋のコブが直径1センチくらいなのに対して、三倍はあるような感じだった。

 

それも表面は塞がって中で膿んでるような感覚がした。

 

寝ている時に肩が凝るような感覚がして寝づらかった。

 

それを調べてみたら手術になるかもしれないと・・・。

 

しかも費用がかかる?(実際にはそんなことはなかったけれど、その時に見たサイトでは3万円以上はかかるみたいな感じだった)

 

だから、今回も放置することにした。

 

 

 

それから数年後の今、コレステロールの薬の副作用で肌荒れが起こり、一度皮膚科で見てもらうことにした。

 

その時に、ついでに粉瘤の相談をしたら、そこは総合病院だったので外科を紹介された。

 

外科の先生に診てもらうと、やはり粉瘤で間違いないと。

 

今はこの形をキープできてるから問題はないけれど、この先いつか大きくなったりすると、手術自体も大変になってくると。

 

要するに、粉瘤が小さいうちに切除しておいた方が良いということです。

 

放置して治ると判断した昔の自分が完全に間違えていた。

 

怖かったけれど、料金を聞いたら二つを切除しても1万円くらいで済むらしいので、お願いすることにした。

 

当日、背中の大きい粉瘤から手術をしたのだけれど、大きいのもあって麻酔の量も多く、それが痛かったです。

 

時間も長くかかって大変なのがわかった。

 

その後にとりかかった首筋の粉瘤は半分以下の時間と手間で終わって、あっけなかったくらいです。

 

痛み止めの薬などをもらったけれど、その日は痛みに耐えて寝ました。

 

背中だから寝てると患部があたって痛いので、横向きになったりして何とか対策していた。

 

あまり寝付けなかったけれど、朝方になると痛みが引いていた。

 

それ以降は痛みは感じず、逆に痒みが襲ってきました。

 

二日目に消毒をしてからは防水テープをしてくれたのですが、それが痒くて痒くて・・・。

 

だって、元々は肌が痒くて診察に行ってたんだから、防水テープでかぶれたら痒みが倍増してた。

 

でも、傷口が開いたりしないように我慢の日々。

 

ようやく、昨日、抜糸を終えて通院が終了しました。

 

消毒に通うのが面倒だったけれど、一時でもテープを剝がしてもらわないと痒みで耐えられなく、消毒をしてもらってるしみる感じがたまらなく気持ちよかった。

 

今はコブ的なものがまだあるような気もするけれど、これは皮膚が固まっているだけだろうと思う。

 

背中はかさぶたがすごいので注意をしないと膿んでしまう。

 

まだもう少し汗をかく運動などは控えた方がよさそう。

 

手術前と通院中は大変だったけれど、通院が終わった今はやってよかったと思える。

 

自分のために治療してくれる先生や看護師さん、病院の職員さんが親切で、自分も誰かのためになることをやりたくなりました。

 

もっと早くやっておけば長年悩むこともなかったですね!

 

どうもありがとうございました。