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ハリネズミをお迎えした話。

ペット用品はほとんどがネットで購入しているのですが、ペットシーツはコーナンで買っています。

 

2カ月に一度くらいの頻度でコーナンにより、ペットシーツだけを持ってレジに行くのですが、その日はレジに並ぼうとしたら何かトラブルがあったらしく、前の客が待たされる事になりました。

 

これは5分くらいかかるなって思ったので、店内を周ってから来ることにしました。

 

普段は閉じ込められた動物たちを見るのが辛いので見ないようにしていたのですが、その日は時間つぶしのために仕方がない。

 

心を閉ざして見ることにしました。

 

そこに虫かごに入ったハリネズミがいたのです。

 

まんまると太っていて、こんな大きなハリネズミは初めて見ました。

 

年齢はちょうど8月で3歳。

 

このお店に来てから3年。

 

大きく育ちすぎたので全く売れないみたいで、10分の1くらいの価格になってました。

 

無料でも良いから誰か引き取って!

 

みたいな感じでした。

 

体の大きさと飼育環境が合ってないので、人間で言うと畳2畳くらいのところに閉じ込められている感覚です。

 

その時点でどうにかしてあげたいと思ったけれど、ハリネズミはよく知らないし、家にはうさぎ2羽、モルモット1匹、デグーマウス2匹がいて、そのお世話に手いっぱいでした。

 

その日は心を鬼にして帰ったのですが、夢にも出てくるくらいに気になって仕方がない。

 

それから3日。

 

朝起きたらお迎えに行くと決めたり、やっぱりやめるって無視したりを繰り返していました。

 

3日後、さすがに破格の値段だから誰かがお迎えしているのではないかと思って、見に行ってみると、

 

前回見た時と違って、少しだけ広いケージに入ってました。

 

掃除中だったのかな?

 

よくわからないけれど、それでも畳2畳から畳4畳くらいになっただけで、やはり窮屈なんです。

 

そのケージは子供のハリネズミ用か、ハムスター用なので、まるまる太った大きなハリネズミには残酷に見えました。

 

もうこれは運命だと腹をくくり、店員さんに「あのハリネズミは大きな病気とかしてないですか?」と確認しました。

 

病気を繰り返しているから破格の値段とも考えられたので、そこは確認しないといけないと思ったのです。

 

そしたら一度も病気はなく、ただただ大きくなりすぎて売れないのだと・・・。

 

それならば逆に、とても体は強いのではないかと思いました。

 

この環境でも病気にならずに3年間も健康に過ごせているんだから。

 

 

昔に買ったハリネズミ用のケージがあるし(これはデグーマウスのメイちゃん用に買ったもの)、あとはペレットや床材を購入して帰りました。

 

ハリネズミは臆病な生き物で、とても触れ合うことはできません。

 

だから刺激を与えないようにして、そっとしておきました。

 

お店の人におすすめされたペレットは、普段から与えているものと教えられたけれど食べませんでした。

 

実は、コーナンの商品とペットショップの商品があり、お客さんには自社商品をおすすめするように言われているんです。

 

私も昔は働いていたことがあるので知っているのです。

 

ですが、環境が変わって食欲が落ちるかもしれない時には、さすがに普段与えているペレットを教えてくれるはずだと思ったのですが、たぶん違いました。

 

ペレットの値段は他の商品の2,5倍。

 

ああ、失敗したって思いました。

 

なので、他のペレットを探したり、副食としてミルワームやおやつ類を買ってきたら、めっちゃ食べてくれました。

 

食べたことが無いものを食べると口から白い液体を出して、体に塗りつけるみたいで、それを何度も見ました。

 

おいしいものを食べられてよかったね!

 

と思ったのですが、今ではペレットよりおやつになってしまって、それはそれで困っています。

 

名前はハリー・ポックル。

 

Xでも意見を聞いたりしたのですが、名前を決めるのはとても難しいです。

 

ミニウサギのミントは、名前を決めずに生活をしていたら、自然とミントって読んでいて、ミントっぽく見えたからなのかわかりませんが、それでそのまま名前が決まりました。

 

ロップイヤーのロップ。モルモットのモル。

 

名前は適当でした。

 

デグーマウスの姉妹だけはゆいちゃんとみいちゃんって、かわいい女の子の名前を選びました。

 

今回は真剣に考え、針やトゲにまつわる名前がいいかな?と思って、ハリーポッターが浮かんだのですが、ポッターって呼びにくかったので、ポックルにしました。

 

ハリー・ポックル。

 

良い名前に決まって良かったです。

 

 

 

やはり大きな個体なので、ケージが狭いと思ったのと、回し車で運動させてた下駄かったので、衣装ケースで飼うことにしました。

 

これがとてもよく、飼育環境が整いました。

 

ぽっくるの家

 

 

それから3週間ですが、最初の頃みたいに近づくだけで威嚇されることはなくなりました。

 

少しですが触れることもできますし、手からご飯も食べてくれます。

 

夜は回し車を頑張ってダイエットをしています。

 

最初は筋肉が衰えすぎて歩くのもよたよたでしたが、今ではするすると歩いています。

 

まだまだ臆病ですが、少しずつ信頼を得られるように頑張っています。

 

これからもよろしくお願いします。

 

ハリネズミ

 

 

ポックルの家で購入した商品の紹介。