スクワットは学生時代には必ずやらされていたと思いますが、学生時代は回数を重んじるところがあったので、30回から50回くらいさせられていたと思います。
それはあまりにもしんどいので、勢いをつけてどうにか楽にしようとしていました。
しゃがみこんだ反動で起き上がり、またすぐにしゃがみこんで反動を利用する。
そうするとあまり足に負担なく回数をこなせるのですが、鍛えることはできていないと思います。
事実、30回以上できる人が、完全にしゃがみこまないで途中で静止し、そこからまたゆっくりと立ち上がるようにさせると、途端にできる回数が減ります。
筆者もスクワットの正しいやり方をテレビや動画などを観て、それを実践しようとしたら、最初は10回やるのもきつかったです。
膝は痛いし、足はガクガクになるし。
なのですぐに断念してしまいましたが、色々と調べていくとスクワットってかなりの効果があるみたいなんです。
人間の体で一番大きな筋肉が太ももなので、ここを鍛えることが新陳代謝も良くなるし、ダイエットにも健康にもいいらしいのです。
もちろん、運動することで頭も良くなるし、精神的に良い物質も分泌されますので、やらないのはもったいないと思ったのです。
だって、5分あればどこででもできますから!
筆者はスクワットを夕食後にやるようにしています。
それは食後に血糖値が上昇するので、それを抑制する効果を狙っているからです。
血糖値が上昇すると脂肪がつくのは色んな本で言われていますので、それを防ぐために食後の運動をしています。
ゆっくりと足を曲げ、太ももが地面と平行になる位置で静止し、それから立ち上がる。
足を完全に伸ばしきらずにまたしゃがみ始めることで、足に負荷を与えることができます。
最初は10回が限度だったのに、日を追うごとに回数を増やしても平気になっていきました。
今では太ももの筋肉のラインがくっきりと出るようになってきて、そこを見たり触ったりしながらやるのが心地よくなりました。
というのも、筆者は他に朝食抜きのプチ断食もしているのですが、ダイエットを初めて10キロ近く痩せました。
なので、パツンパツンのズボンもポケットに手を入れても余裕になりました。
体重は昔と同じくらいですが、足のラインはスクワットをしている今のほうが引き締まっていていい感じです。
足腰が弱ると何もできなくなりますから、歳を取ってあれができないこれができないと言い訳することのないように、今から下半身だけは鍛えておくのが良いのではないでしょうか?