うちには2羽のうさぎがいますが、それぞれに体質が異なっていて、ミニウサギの方はよく食欲不振になったりして飼い主を心配させ、もう1羽はとても健康なのですが油断をするとカルシウム尿がでます。
カルシウム尿とは灰色のドロッとした尿のことです。
このカルシウム尿は病気ではないのですが、頻繁に出るなら対策をしないと病気に発展したりします。
要因はカルシウムのとりすぎで、よくペレットの成分表にカルシウムの割合が書かれていますので、そこを参考にして低い数値のペレットにする必要があります。
少し値段のするペレットなら低カルシウムと書かれていて、だいたい0.5%くらいになっていると思います。
それでもうちの子はカルシウム尿が出たりします。
要因は運動不足と食べすぎなどもあって、基本的には放し飼いにしていても6畳の部屋だから走り回ることはできないので、運動不足なのは仕方がないのかなと・・・。
早く大きな庭付きの家に引っ越したいとは思っているのですが、先立つものがないので我慢してもらっています。
食べすぎの件については適切な量を与えているつもりでも、全然足りないと足ダンしたりしてきて、もっとよこせと言うならチモシーを食べてくれたら良いのに、それはたまにしか食べなくて壁紙を食べたりするので、それよりはペレットとかを食べてもらったほうが良いのかなとか思ったりして、とても難しいです。
ペレットにはイネ科の牧草を原料にしたものやアルファルファを原料にしたものなどがあり、イネ科よりもアルファルファの方がカルシウムが多いと言われていて、現にうちの子はアルファルファを原料としたペレットのほうがカルシウム尿を出す頻度が多いように思います。
けれど、獣医師推奨のペレットでアルファルファを使っているのもあり、そこにも低カルシウムが書かれています。
この辺は実際のところがわからないですね。
自分の子がどれを食べたらどんな症状をするのか見て確かめるしかないように思います。
うちで与えているメインのペレットはうさぎの極みです。ペットショップでは1800円くらいで売っています。ネットだとその都度料金が変わりますが、ボッタクリ料金もあるので注意してくださいね。今の最安値は下記リンクのAmazonで2個セットで3000円くらいです。この情報は常に変わると思われるので、安いと思った時に購入しておくのがおすすめです。
獣医師に勧められたのがこちらのペレット。
低カルシウムと書かれていますがアルファルファが主原料でうさぎの極みよりもカルシウムの割合が多いみたいです。
うちでは他に野菜も与えているのですが、野菜にもカルシウムの多い野菜とかがあるので、そこも注意が必要です。
うちで与えている野菜は主にセロリーとレタスで、たまに小松菜やブロッコリーなどを与えます。
ですが、カルシウム尿が出る子にはセロリーと小松菜はやめて、レタスだけを与えています。量も少なくしたらカルシウム尿がでなくなったので、これが正解だと思っています。
セロリーと小松菜はカルシウムが多くて、これらを与えるとカルシウムをとりすぎになていました。
ちなみに、もう1羽はセロリーが大好きで毎日与えていますが、カルシウム尿は全く出ません。
ですから、野菜もその子には何が良いのか、どれくらいの量が適切なのかを毎日調べていくのが良いと思います。
うさぎは値段が安いから飼いやすい反面、体調を維持するのが難しい子がいますので、とても飼いにくいとも言えます。
学校飼育しているうさぎが短命なのは劣悪な環境だからで、最近ではあまり見かけませんが、昔はよくいてました。でも、1年しないうちにいなくなりました。今思うとあれは虐待に近かったと思います。うさぎは苦しくて泣くこともできないし、表情に現すことも難しいので、きちんと知識がある人でないと飼えないと思います。
でも、とてもかわいくて愛おしいので、毎日苦労もありますが幸せでいられています。
世の中に幸せうさちゃんが増えますように。