ひすいこたろうさんの明日死ぬかもよ?です。
この本は実際に自分が死んだ所を想像させるところから始まります。
なので、死ぬ前に公開することって言う本がいくつか出ていますが、それをリアルに感じることができます。
そこから色んな人の物語などを参照して、命の大切さなどが書かれていて、自分は若いときから精神をやんでいたのもあって、親とか先祖とかどうでも良いって思っていたので中年になっても独身でいるのですが、それで本当に良いのか?と思えてきて・・・。
今の自分が存在している確率はものすごく低くて、それは自分の先祖様が生き抜いてきてくれたおかげなんですけれど、今とは違って戦争もあったり、飢餓とかもあったりして生きるだけで精一杯だったと思うんです。
そんななかで自分の先祖様たちのすべての人たちは生き抜いてきた。
そして結婚をして子供を産み・・・。
それを繰り返してきてくれたおかげで自分が存在している。
これってものすごいことなんだなって、この本を読んでから気づきました。
それまでの自分は、今の時代は別に結婚して子供を育てるのが普通じゃないし、ひとそれぞれ幸せの基準は違うでしょ?って思いながら好き勝手に生きてきた。
すべてのご先祖様たちが僕という存在を今の時代に残すためにしてきてくれたことを無視して、ただただ自分勝手に生きてきた。
死んだら消えるだけと思っていたから墓参りさえしてこなかった。
俺は一体・・・何をやってるんだ・・・。
この恩知らずが!
って思ってしまって、自分の知る限りのご先祖様の墓参りに行ってきました。
そしてそこで本当に反省して謝罪をしてきました。
だって、自分は親と仲が良くないから、早く死んでくれたら保険入って人生やり直せるのにな〜とか考えていたから、おばあちゃんからしたら自分の子供に死んでほしいと願っている孫がいるってとても悲しいと思ったんです。
そんなこと普通は考えなくてもわかるのに、それまでの自分はどこか気持ちの奥に蓋をしていた部分があって、何も気づかないようにしてただただ自分勝手な思いでだけ生きてきたんです。
だから、父方のおばあちゃんと母方のおばあちゃんのお墓に行って、本当にごめんなさいと謝罪してきました。
そして今は、父や母に対して、自分が受けた仕打ちとか不満とかだけを考えるのではなく、産んでくれたことや育ててくれたことだけでとてもありがたいことなんだと感謝をするようになりました。
日々、ありがとうと口に出して言っていると、運命が変わると言われているのはこういうことなのかと気づきました。
あれはスピリチュアル的なことではなくて、ありがとうと言うことで人に感謝できるようになり、ありがとうという言葉が耳に入ってくることで、人から感謝されているようになる。
だから幸せになれる・・・というか、幸せであると気付けるようになるんだと思いました。
今の自分は少し前の自分と、外的要因としてはなんにもかわっていなくて、むしろ株で損しているからお金がなくて困っているのに、心はとても満たされていて、毎日寝る前は今ある自分や自分の周りのことすべてにありがとうと思えるようになりました。
毎日幸せやな〜って思いながら眠りにつけるって、本当に幸せですよね?
昔は、その日にあって嫌なことを思い出してはイライラしたり、翌日のことを考えては不安に思ったりして、1,2時間くらいは寝付けなかったことが多々ありました。
そうやって人は病んでいくんだなって今気づきました。
あれはどんな人生を送っているからとかではなくて、自分がそうしていたんだと今ならわかるんです。
今の自分があることの奇跡に気づけば、人生はもっと楽に生きられたんだろうと思います。
そして、この本の題名にもあるように、明日死ぬかもしれないのだから、今を真剣に生きようと思えるので、やる気スイッチが作動する本だとも言えます。
このブログを書いているのも、明日でいいか・・・面倒くさいし・・・なんて思っていたのですが、いや、明日死ぬかもしれないのだから、やりたいことは今やろうと思って書いています。
このブログをきっかけにこの本を読んでみようと思い、この本を読んで人生の見方が変わって、よりよく生きられるようになれる人が一人でもいたらいいなと思います。
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