この一週間で数十万円の損失を出して、これまでのように株取引ができなくなりました。
というのも、絶対に上がると思っていた銘柄に信用で半分くらいを投資していまして、半分くらいは余力を残しているから余程のことでなければ追証になることはないだろうと思っていたのですが、その、余程のことということが起こってしまいました。
決算またぎはギャンブルだと言われていて、大口さんは決算が出て、さらに株価の動向を見てから買ったり売ったりするのでギャンブルにはならないと言われています。
それはわかっていたのですが、この銘柄だけは信用できる、絶対に上がるって思っていたのです。
それはグロース株でありバリュー株でもあったからです。
グロース株とは、年々増収増益で成長している銘柄のことで、バリュー株は株価が低すぎる評価を受けているもののことです。
よくPERで表されるのですが、業種によってPERの数値は違っていますが、だいたいは平均が15%だったりします。
要するにPERが15%以上だと割高で、以下だと割安といった感じです。
なぜPERが高いままなのか、なぜ低いままなのかの理由は様々で、PERが直近の決算を元に算出されていても、1年後の売上はどうなっていると予想できるなら、その時の値を参照してPERを算出していたりするので、グロース株ならPERが100%を超えているものもあります。それは1年後、2年後には現在の割高の株価が妥当なものと推測できるからです。
今回、僕が失敗をしたのは、低PERでありながらグロース株の銘柄を選んでいるのに、なぜか直近の決算の値が悪かったからとものすごい売り込まれたからなんです。
PERは10%くらいで来期の数値を参照すると一桁になるくらい割安なのに、なぜ直近のデータでPERが一桁になるまで売られたの?
答えはわからないんです。
長期取引で株をやっている人の見解でも、これくらいの株価にはなると言われていて、その値は今の倍以上だったりするんです。
でも、直近では売る人が多数でどうしても上がらない。
8月の夏枯れ相場というのも影響していて、地合いが悪いというのもありますし、初戦はマネーゲームだから明日明後日に下げる要因があるなら売りだって考えの人が多くて、企業の本質なんてどうでも良かったりするんですよね。
ですから、本当に理解はできないんですが、株価は下がっています。
きっと、年末には今の僕が絶対にこの株価になるって思っている金額にはなると思いますが、直近でなってくれないと意味がないので軽く退場になりました。
株の世界は単純な人が多くて、思惑とかで買ったりしてそれで失敗して・・・なんて人がものすごく多いです。
でも、だからといって、きちんと分析してこうなるはずだと言っていたところで、株価というのは需求で決まるので大多数の人が思うことが正解だったりします。
なので、自分の分析よりも、他の人はどう考えているのかを考慮する必要があります。
今回はそれをしなかった。
そして、絶対にあがるはずと・・・やってはいけない決めつけをして、さらには決算またぎというギャンブル投資をしていまいました。
これは自分への戒めとして心に刻んでおきます。
これまでで最大の失敗です。
また、地道にコツコツと資産を増やしていき、今度こそは大きな資産を気付けるようにします。
失敗から学んで成功に結び付けられればそれは失敗ではなくなります。
人生と一緒ですね。
みなさんも気をつけてくださいね!