瞑想といえば、オカルトだったりスピリチュアル的なものを想像する人も多いと思いますが、これは科学的に見ても良いことだと証明されています。
リラックスした姿勢で目を閉じます。
そしてゆっくりと呼吸をします。
鼻から空気を吸い込むと鼻の奥に冷たさを感じることができます。
それからゆっくりと息を吐き出します。
今度は体の中で温められた空気が鼻の中を通っていくのを感じると思います。
人間の脳は1日に6万個の思考を繰り返すと言われているので、何かに集中をしないと耐えず雑念のようにたくさんの思考が浮かびます。
それが仕事や人間関係の嫌なことだったら、その人は絶えずストレスにさらされていることになり、これでは休んでいても休めていないことになります。
だから、呼吸に意識を向けることで、その瞬間は他のことを考えずにいられます。
私も小さい時はよくぼう〜っとして怒られたりしましたが、大人になってからは余程肉体労働などで疲れている時以外は、ぼう〜っとすることもなくなりました。
それをすると怒られると反射的に思うようになっているのだと思うのですが、このぼう〜っとする作業こそがマインドフルネスと通じていて、とても大事なことなのです。
他のことを考えないで今に集中する。
子供の時に自然とできていたことでも、大人になるとできなくなっていて、そのせいでストレスに弱くなっていると思われます。
ですから、意識的にマインドフルネス瞑想を実践して、今ここに集中できるようにしてあげるのです。
そうすることで前頭前野が活発化し、地頭が鍛えられると言われています。
記憶力が衰えた、判断力が鈍くなった、とか、本当は脳は年齢のせいで衰えるのではないと聞いたことがあります。
使わないと衰える。鍛えたら活性化する。
ですから、何歳からでも脳は鍛えられると思います。
私も毎朝マインドフルネス瞑想をしています。
最初は慣れないので、すぐに雑念が浮かんできて、その都度呼吸に意識を戻すのですが、やはり長時間もできずに5分が限界だったりしました。
それでも毎日やっていると、やらないよりは何かがよくなっている気はするのです。
具体的に言えなくて申し訳ないですが、今は15分くらいできています。
そして瞑想後はすっきりとしてその日を迎えられるようになりました。